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zoom RSS 金色の砂降る

<<   作成日時 : 2017/01/07 23:35   >>

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【オペラグラス】
「雪華抄/金色(こんじき)の砂漠」
宝塚歌劇団花組/東京宝塚劇場
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今年の初観劇に行ってきました。
ぎりぎり松の内だから、開演アナウンスでみりおちゃんの「皆様、あけましておめでとうございます」が聞けて嬉しかったです。

まずは原田先生初のショー作品。
新年に和物ショーってタイムリーな感じでいいですね(笑)
見た目にとても華やかで、1場面ごとの長さもちょうどよくて楽しかったです。
私はここ数年の和物ショーでは一番好きです。

今回、衣装に丸山啓太さんが入っていることも話題ですが、外部の方だからか、いつもとちょっと違う色合いのような気がして新鮮でした。
寒色の使い方が独特なのかな・・・?ちょっとアンティーク着物みたいな、モダンな感じがしました。

プロローグは紅梅白梅。
梅がモチーフというのも何気に珍しいような・・・こういう場面って桜モチーフが圧倒的に多い気がするので。
舞台の奥に、八百屋舞台みたいに斜めになった大きなひな壇のようなセットがあるのも面白い。
みんな大好きチョンパの幕開きはいつ観ても華やかですね。

花椿。
ミエコ先生ソロ場面。
黒地に雪の積もった赤い椿の柄というお着物が素敵。
音くり寿ちゃんのカゲソロも素晴らしい。

鷹と鷲。
みりおちゃん鷹とれいくん鷲の一騎打ち場面。
結い上げた髪の根元に羽を挿してるのがカッコいいなーと思いました。
こういうシチュエーション、こういうビジュアルの場面もあんまり観たことない気がして新鮮でした。
みりおちゃんの衣装の腰回りに羽がたくさんついている。
あれ、たぶんみりおちゃん自身の羽イメージだとは思うのですが、今まで対決して倒してきた相手の(髪に挿してる)羽を勝利の証にゲットしてる設定だったら面白いのにと思ってしまいました(笑)道場破り的な?(違)

七夕幻想。
ちなつとべーちゃんのカップル銀橋場面が嬉しい。
キキ彦星とゆきちゃん織姫もしっとりしてて良かったです。
ただ、織姫の髪はサラサラストレートが良かったなー。
背中に流している部分、ゆるくウェーブがかかっていた・・・星みたいな飾りがついているのは可愛かったけど。

波の華。
中詰は民謡メドレー。
みんな両手にバトンみたいなのを持って踊るんですが、これが楽しそう!
一緒にやってみたくなりました(笑)
掛け声もテンションあがる。

清姫綺譚。
みりおちゃん安珍とかのちゃん清姫。
赤地に花柄という清姫のお着物が可愛い。
安珍清姫の話ってうっすらとしか知らなかったんですが、確か安珍は清姫に殺されるんですよね・・・?
今回もそうかと思っていたけど、2人で炎に消えていったのでどっちかといえば心中っぽい感じでした。

フィナーレ、桜花夢幻。
最後は桜です。
ナウオンで、れいくんが「ただ幸せ」と言ってたのが分かる気がする。
どこまでも華やかでみんな柔らかな笑顔で、幸せな春の情景でした。


・・・というショーから一転、お芝居は架空の古代王国を舞台にした苛烈な愛憎劇です。
少女漫画的ドラマティックな話で、やっぱり久美子先生の作品好きだなーと思いました。

王族に男の子が生まれたら女の子を、女の子が生まれたら男の子を、赤ん坊のころから一緒に育てて、身の回りの世話一切をさせる特別な奴隷にする。
という設定がもう!素晴らしすぎる!
これだけでどんなドラマでも生まれそうな気がします(笑)

みりおちゃんギィ(イスファンディヤール)。
第一王女タルハーミネの奴隷、しかし実は今の王に殺された前王の息子であった。
とりあえずすごい美形で、そりゃーこんな人が始終側にいたら問題起きないわけないと思うよね(・・・)
ギィが自分の出自を知るのは問題が起きた後ですが、知る前からギィは誇り高い。
奴隷として育てられたはずなのにああいう性格なのって、血がなせる業なんでしょうか。
かのちゃんタルハーミネも、すごく我儘だけどやっぱり誇り高い性格で、美形なところも含め似たもの主従だと思います。
似てるから惹かれたし、似てるからあんなにこじれたのかなぁ・・・子ども時代も派手に喧嘩してたし・・・。

キキのジャー(パードゥシャー)。
第二王女ビルマーヤの奴隷で、実はギィの弟。
ここも似たもの主従で、ジャーとビルマーヤは穏やかな性格だし、お互いをすごく思いやっているのが伝わってくる。
べーちゃんのビルマーヤ、優しくて癒しキャラでした。

れいくんテオドロス。
ガリア国の王子で、タルハーミネの求婚者として現れる。
ローマ風の衣装がめっちゃ似合っていて、すっごいカッコよかったです!光り輝く王子様。
そしてほんとに一人だけ人種が違って見えるのすごい・・・え、れいくん日本人なんだよね?どっかでゲルマンとかそっち系の血が入ってたりするの?(素)
求婚しにきた時点では、彼なりにタルハーミネを大事にしようという気持ちがあったと思うんですが、結婚後完全に冷え切った仲になってしまったのが双方にとって不幸でしたね・・・。
タルハーミネがテオドロスに心を閉ざしてしてしまったのは、ギィとの仲が発覚した時のテオドロスの言動によってなんだろうけど、タルハーミネの婚約者たるテオドロスに、あの時ああする以外の道があったとも思えない・・・。
まあ、それにしたって、最後の退場シーンはひどいと思ったけども(笑)
タルハーミネの必死の言葉も、テオドロスは鼻で笑って振り返りもせずに去っていったからね・・・。

あきらのプリー。
第三王女シャラデハ(くり寿ちゃん)の奴隷。
シャラデハの横暴に怒りつつも、お茶を渡すときはいつも器に親指を突っ込むとか小さい復讐をしたりして、何だかんだ上手くやってるように見えるんですけどね。
ジャーも「彼のように主人と付き合えたら良かったのかもしれない」とか言ってるし。
ある意味、主人と健全な関係を築いていたと言えるのかも。
プリーがギィにくっついて盗賊たちの仲間入りするのは、主人への復讐というより野心なんじゃないのかなと思います。
(本人は復讐って言ってるけども)

ちなつのジャハンギール王がとてもカッコよかった。
他の国の王子だったのが、自分の国を得るためにイスファンを攻めて前王を殺し、王妃もろとも国を手中に収めた。
ある意味では悪役ポジションなんですけど、行動に裏がないせいか憎めない。
カリスマ的な魅力も感じる。
王妃アムダリヤ(ゆきちゃん)との愛憎劇も良かった。
この2人が主役でもじゅうぶん話作れると思います。

じゅんこさんピピ。
アムダリヤの奴隷。
ずっと全部を見つめてきた人。
ピピが「(アムダリヤが)窓にのぼられるのを見ていました。けれどお止めしなかった」と話すところが、何とも言えない気持ちになる・・・。
全部を見つめて、黙って側にいて、ずっと支えてきたピピ・・・・・・(涙)

3人の王女の奴隷たちが、主人に対してわりと言いたい放題なのがちょっと意外でした。
2人の間には絶対に超えられない身分の壁があり、だけど生まれたときから側にいる誰よりも近しい存在。
この矛盾があの独特の関係性を作っているのかな・・・。

ギィとタルハーミネが死んでしまったということは、イスファンの王位はどうなったんだろう。
ギィの仲間で代わりに王として立てる人がいたようにも思えないしなぁ。
2人の死を知ったテオドロスがガリア軍を率いて攻めてくるとか。
そして始まるテオドロスの復讐劇・コンサバ第2章。

フィナーレ。
まるで婚礼衣装のような白い衣装でのギィとタルハーミネのデュエダンは心が洗われるようでした。
大階段板付きなんですが、2人とも階段に腰かけていて、タルハーミネがギィの膝にもたれて眠っているっていうのが素敵!
その彼女をギィがそっとこめかみにキスして?起こすの最高か。

ロケットの最初の掛け声「エキゾチック!」「ジュエリー!」なんですけど、当然「エキゾチック!」「ア〜イズ」だと思うよね、宙ファンはね(笑)

ターバン&黒燕尾の男役群舞も眼福でした。
主にみりおちゃんとれいくんとあきらを観ていたんですが、三者三様にカッコよい・・・。

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