どこまでも行けるのさ

【オペラグラス】
「CASANOVA」
宝塚歌劇団花組/東京宝塚劇場
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今年度最初にして(生では)平成最後のヅカは花組さん。
生田先生渾身のオリジナル1本物、楽しかったです。

衣装が凝っていて華やかなので、まず見た目に楽しい。
ドーヴ・アチア氏による音楽は「1789」を思い起こさせるところもあったりして、ヅカオリジナルなのにフレンチロックミュージカルになっていて、それもまた不思議な感じで面白かったです。
話自体もまあまあ。
終盤、お芝居披露→権力者による裁定という流れが「シェイクスピア」に似ていて、生田先生このパターン好きなの?と思ったり(笑)

希代のプレイボーイ・カサノヴァが、運命の恋人と出会うまでの物語(ざっくり)
ヅカでもいろいろプレイボーイを観てきましたが、これほど屈託のない…というか、多くの女性と恋をすることに前向き(?)なタイプは初めて観たかもしれない。

みりおちゃんカサノヴァ。
1000人を超える女性と恋をしてきたという設定に説得力を持たせる美貌、さすがや…。
そりゃまあ、この人に甘い言葉なんか囁かれた日には恋に落ちますよね!
あと、本当に屈託がなく、優しく明るい人柄なので、そういう意味でもモテるの分かる。
過去の女たちからも(ごく一部の例外を除いて)恨みを持たれたりしてないんだろうなー、だからこそ次々と新しい恋を楽しんでこられたんだろうな、と思いました。

ゆきちゃんベアトリーチェ。
こちらも前向きな行動派のお嬢様。
最後、「総督の娘としての責任がある」とカサノヴァについて行かない道を選んだのが、賢く進歩派のベアトリーチェっぽくていいなと思いました。
ちゃんとカサノヴァが彼女のもとへ帰ってきますように。
ポスターでも着ている青いドレスが最高に素敵。
あ、あと絵がめっちゃ上手い、神絵師なみの画力

ベアトリーチェはカサノヴァとのカップルももちろん良いのですが、べーちゃんダニエラとのコンビが私はよりツボでした。
2人ともめっちゃかわいい!!
馬車のシーン大好き。
ダニエラがまた、優しくて誠実さに溢れていてすごく良い子なんだよね…べーちゃんの持ち味にもとてもよく合っていて、べーちゃんの最後の役がダニエラでよかったと思います。

れいくんコンデュルメルは絵に描いたような残念なイケメンで、とても良かったです。
ヴェネツィアで一番有能で、カサノヴァにも負けないほどの二次元ビジュアルなのに、このお話の中ではどこか抜けたところのある悪役ポジション。
涙薬を使って民衆の前で号泣するとこ、そしてそんな彼の姿に民衆が感銘を受けるとこ、観ながら思わず「えぇ…」って声が出ちゃったよ(素)
「けちょんけちょんにしてやる!」のときの顔芸もなんというか、いとおしさが溢れてきますよね…(笑)
動くときは常にマントをバサァ!と翻していて(ドヤ顔しがち)、そんなところも憎めない人でした。

ちなつのコンデュルメル夫人もとても素敵だった!
タカニュで観たときからびっくりしていたんですが、男役がする女役のナンバーであそこまで高音なのってあんまりないですよね。
ちなつは違和感なく歌っていてすごいと思いました。
セリフ声もいい女感あって良かった。
だいぶこじれちゃってる人でしたが、これからは旦那様と幸せに過ごしてほしいです。

コンデュルメル夫人の僕の黒猫ちゃんたちは、猫が擬人化したわけではなく、あくまで「話す猫」ってことでいいのかな?
観客には(当然ですが)猫耳つけた女の子の姿に観えてるけど、劇中の人たちには黒猫に見えてる設定なんだろうか。
確かコンスタンティーノが「猫がしゃべった!」って言ってたよね?

あきらコンスタンティーノはいかにもな成り上がり商人だけど、まあ、根は悪い人ではないんだろうな…。
いくらのど乾いたからってなんでカサノヴァ薬(たぶん惚れ薬)自分で飲む!?っては思ったけど(笑)
じゅりあちゃんのゾルチ夫人、とても綺麗で、コンスタンティーノといちゃついてるところは可愛げもあって良かった。
コンスタンティーノの武勇伝?に合いの手を入れてるところが好きです。

マイティのバルビ、神父のわりにワイルド系。
みんなにめっちゃ「もじゃもじゃ!」って言われる(笑)
ダニエラちゃんのことは絶対大事にしてほしい、泣かせたら承知しないよ!

作曲が上手くいかず「楽になりたい」と泣きつくモーツァルトに、「いいのがあるよ」と可愛い笑顔で毒薬を渡すセラフィーナちゃん(震)
どういうことなの…でもめっちゃ可愛かった、華ちゃんセラフィーナ…。

しろきみちゃんのアンリエットも良かったです。
お話上は特に何をするってわけでもないけど、男装の麗人素敵でした。

フィナーレナンバーのみりおちゃん&娘役群舞のときのじゅりあちゃんがめちゃめちゃ素敵だった!
ストレートのショートボブっぽい髪型で、本編とはがらりと違う雰囲気で。
男役群舞はちなつが男に戻っていてちょっとびっくりしました(笑)(並んで踊るコンデュルメル夫妻)
デュエダンの衣装、白と紫のグラデーションにエレガントゴージャスなレースで、何となくゆきちゃんぽいなあと思った。

パレードはエトワール音くりちゃん。
飛龍つかさくん・あかちゃん・華ちゃん→マイティ・べーちゃん・しろきみちゃん→あきら→ちなつ→れいくん→ゆきちゃん→みりおちゃん。

千秋楽ライビュ申し込んでいるので、当たるといいなあ。
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日比谷公園でネモフィラが咲いていると聞いて、観劇前に行ってみました。
いつから植わっていたんだろう?ぜんぜん知らなかった!
こんな身近な場所で見られるとは思っていなかったので嬉しかったです。
淡いブルーで優し気な雰囲気で可愛い。

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